断熱和室リフォームとは?寒さ対策の費用相場から最適な工法まで徹底解説

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年数が経った和室の寒さにお悩みではありませんか。
冬場の和室は、冷気が入り込みやすく、せっかくの暖房も効果が薄れてしまいます。
せっかくのリフォームなら、快適な空間を実現したいですよね。

この記事では、断熱和室リフォームの費用相場から方法についてご紹介します。
和室の断熱リフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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□断熱和室リフォームとは?費用相場もご紹介

和室の断熱リフォームは、寒さ対策だけでなく、快適な住空間を実現する有効な手段です。
しかし、いざリフォームを検討しようと思っても、費用や工法、選ぶべきポイントなど、わからないことだらけですよね。
そこでこの記事では、断熱リフォームの費用相場や適切な工法、選ぶべきポイントについて詳しく解説していきます。

1: 壁や天井、床を断熱材で覆う方法
壁や天井、床を剥がして断熱材を入れる方法は、最も一般的な断熱リフォームの方法です。
断熱材には、グラスウール、ロックウール、発泡ウレタンなど、様々な種類があります。
それぞれの断熱材には特徴があり、用途や予算に合わせて選ぶことができます。

例えば、グラスウールは安価で断熱性能も高いですが、吸音効果はそれほど高くありません。
ロックウールはグラスウールよりも吸音効果が高く、防火性も優れています。
発泡ウレタンは、隙間を埋めやすく、気密性が高いのが特徴です。
この方法の費用相場は、断熱材の種類や施工面積によって異なりますが、概ね7万円~8万円程度が目安です。

2: 床下から断熱材を入れる方法
床下から断熱材を入れる方法は、床を剥がす必要がないため、工期が短く、費用を抑えられるのがメリットです。
この方法では、グラスウールなどの断熱材を床下に敷き詰めます。
床下断熱は、床の温度を上げる効果が高く、足元の冷え込みを解消できます。
この方法の費用相場は、断熱材の種類や施工面積によって異なりますが、概ね40万円~60万円程度が目安です。

3: 断熱材入りの畳に交換する方法
従来の畳は、ワラ床と呼ばれる稲わらを重ねて作られた畳床が基本でしたが、断熱材が入っていないため、冷気がそのまま入ってきてしまうことがありました。

しかし、近年では、断熱材を挟み込んだスタイロ床や建材床など、断熱性能の高い畳が登場しています。
断熱材入りの畳に交換することで、和室の断熱性を高め、快適な空間を実現できます。
この方法の費用相場は、1畳あたり5,000円~7,000円程度が目安です。

4: 窓に断熱対策をする方法
窓は、室内の熱が最も逃げやすい場所です。
窓に断熱対策をすることで、室内の温度を効率的に保ち、暖房効率を向上させることができます。

窓の断熱対策には、以下の方法があります。
・二重窓の設置:窓の内側にサッシを設置して内窓を作る方法です。
・窓ガラスの交換:断熱性能の高いLow-Eガラスや複層ガラスに交換する方法です。
・窓枠の断熱処理:窓枠に断熱材を貼り付ける方法です。
窓の断熱対策は、他の方法と比べて費用が比較的安価で、効果も期待できるためおすすめです。

□断熱和室リフォームの費用を抑えるためのポイント

断熱リフォームは、費用を抑える工夫によって、より効率的に快適な空間を実現できます。
ここでは、費用を抑えるためのポイントをご紹介します。

1: 断熱材の種類を見直す
断熱材には、様々な種類があり、それぞれに特徴や価格が異なります。
費用を抑えたい場合は、価格が安い断熱材を選ぶことも検討できます。
ただし、断熱性能や耐久性なども考慮し、適切な断熱材を選ぶことが重要です。

2: 施工範囲を限定する
断熱リフォームの費用は、施工範囲によって大きく変わります。
すべての部屋を断熱するのではなく、特に寒さを感じやすい部屋や場所を重点的に断熱することで、費用を抑えることができます。

3: 助成金制度を活用する
自治体によっては、断熱リフォームに対して助成金制度が設けられている場合があります。
助成金制度を活用することで、リフォーム費用を大幅に抑えられます。

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□まとめ

断熱和室リフォームは、寒さ対策だけでなく、快適な住空間を実現する有効な手段です。
費用を抑えるには、断熱材の種類を見直したり、施工範囲を限定したりするなどの工夫が必要です。
また、助成金制度を活用することも効果的です。
この記事を参考に、快適な和室を実現する断熱リフォーム計画を立ててみてください。

自然素材派の住宅を検討している方は、自然素材を使用した健康素材の家づくりを行っている当社にぜひ一度ご相談ください。

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